水遣り方法 関東地方基準

ポイント
  1. 土の表面が乾いたらたっぷりと。
  2. 朝が最適
  3. 静かに根元に流し込む
頻度と量
土の表面が乾いたら、たっぷりと行う。
どんなに水が大切でも、やりすぎは根腐れをおこす原因になります。 また、いつも表面まで過湿状態ですと、根が土中深く張らずに、乾燥に弱くなってしまいます。土の表面が乾くまでは与えないでください。 
鉢植えの場合は、地植えよりも注意深く観察し、水切れに気をつけてください。 与える際は、鉢の底から充分に水が出るまで行います。 
毎日少しずつ与えるやり方は、良くありません。 乾いたらたっぷりと、を徹底してください。
時間
午前8時頃から10時頃まで がおすすめです。
夏の鉢植えの場合は、 乾き具合を見て、乾いているようならば1日2回行ってください。
コツ
静かに根元に流し込む。
水はねが飛ぶような与え方は、病害を受けやすくしたり、葉やけをおこしやすくするので避けてください。また、バラの上からまくと花を傷めたり、葉やけをおこしてしまいます。

水遣りの重要性 関東地方基準

芽が出てから蕾が色づく間の水切れは、厳禁!

バラの生育に無くてはならないものが、水です。 
芽、葉、枝は水によって育てられているため、多くの水を必要とします。
また、肥料を吸収させる役割も果たしているので、肥料だけ与えていても効果が有りません。 

同じ品種でも、生育中の水分量によって葉の大小が異なってきます。
そこで、より良く生育させるためには、芽が伸び始める頃から蕾が色づくまでの生育期に十分な水分量を与える必要があります。 

特に、新芽が2cm位に伸びた頃の水切れには要注意です。
バラは、この頃に花芽が出来ると言われており、その時に極端な水切れをおこすと、その花芽は育たず、ブラインド枝(花の咲かない枝)となりやすいのです。 
また、葉枚数が増加するにしたがって、水量も多くするようにします。