栽培環境 関東地方基準

環境は最重要

バラ栽培で一番重要なことは、「どこで育てるか」です。

バラは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
ここでは、病気も少なく丈夫に育ってくれるので、その後の管理で頭を悩ませることもありません。
手軽に育てるためにも、出来るだけ良い環境に植えてください。

日当り 十分に日当たりを確保できる場所に植える。
日当たりが悪い場所では、丈夫な品種を選びます。
2~3時間しか当たらないようであれば、鉢植えやプランター植えにして、日当たりを確保してください。
風通し 風通し良く、かつ、強風の当たらない場所が良い。
風通しが悪いと、湿度が高くなり軟弱気味に育つので、病害虫が発生しやすくなります。
強風の場所は乾燥しやすく、また、風により傷がつきやすい為、そこから病害が発生しがちです。この場合何らかの防風対策を行ってください。
株間隔 隣との株間を50cm以上離して植える。
風通し良く、また、作業をしやすくする為に必要な間隔です。
スペースが確保できない場所でも、前後が重ならないようにずらして植えるなど工夫し、風通しと作業スペースを意識してください。
鉢植えの
環境
ベランダなどのコンクリートの上には直接置かない。
コンクリートの上では、照り返しを受けて急激に乾いたり、高温になりがちな為、根が傷みやすくなります。板を敷いたり、レンガなどで一段高くするなどして照り返しを防いでください。