ローズガーデンマップ見どころマップ
こちらに掲載している内容は2020年春までのものです。
現在最新の情報を元に新しいマップページが完成いたしました。
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早春・春の花木
園内には様々な美しい木があります。季節感あふれる木々のひとコマです。
早春・春の花
バラの花壇の中に、せせらぎのほとりに、季節の花々が微笑んでいます。
夏・秋の花
夏・秋の木々
散策の森(春)
早春から新緑が萌える頃にかけて、林の中では様々な花々がリレーをつなぐように咲きます。この時期は毎週のように咲く花が変わり、実にドラマチック。2月にクリスマスローズが咲き出すと、まずフクジュソウがまばゆい花を咲かせ、続いてカタクリ、イカリソウ、シクラメン散策の森(春)、雪割草、タイツリソウ……あげればきりがありません。
山野草が好きな方にはマニア心をくすぐるものも数多く、パスポートを持って毎週見に来てほしいです。山野草はやはり野で見るとその美しさが違います。花の写真は「早春の山野草類」をクリックすると見られます。
※心無い人による盗掘も発生しています。挙動不審な人を見かけたら園内で作業しているスタッフやチケット窓口までお知らせください。
散策の森(秋)
10月末から11月になると林の木々が紅葉がはじまり、徐々に林の中に日差しが差し込むようになります。落ち葉をザクザク踏みしめて歩く紅葉の林内は爽快です。お子様にとっては宝物のドングリもたくさん落ちていますよ。森の中のドングリは、ほとんどがコナラです。
晩秋から早春の水鏡
秋も深まると夏の間に池を彩っていたハスやスイレンが徐々に姿を消し、水面が広がります。その頃には木々の紅葉が水鏡に写りこみ、紅葉を倍楽しむことができます。鴨やカワセミなども訪れますのでじっくりと観察してみてください。春には新緑や桜などが写りこんで華やかな水面へと変貌します。スイレンが再び水面を被うそのときまで。
由美のガゼボとエデンの鐘
整形式庭園の中でひときわ目立つ美しい大理石の建築物は、1999年のローズガーデンリニューアルのときにブライダルマザーこと桂由美さんから寄贈されたものです。ローズガーデンで結婚式を挙げるカップルは、このガゼボの前で愛を誓いあいます。2010年にはこのガゼボ内に、恋人の聖地の象徴としてエデンの鐘を設置しました。結婚式の際には祝福の鐘がローズガーデンに響き渡ります。福音の鐘が居合わせた皆様にも幸せをもたらしますように。
大アーチ
京成バラ園設立初期から生きつづけている50年もののフランソワジュランビルが絡んでいる。1999年にローズガーデンをリニューアルした際に当時のアーチと共に移設、移植し、現在に至っている。移植時に全ての枝を切り、根株の状態にしたためにまだまだボリュームが足りないものの年々着実に花の数が増え、見事になってきました。この品種は日本のテリハノイバラの血が入っているため丈夫で育てやすい。このアーチにはモッコウバラも混植している。
アニバーサリーガーデン
弊社研究室所長であったミスターローズこと故鈴木省三氏がローズガーデンといった概念がない頃に作庭した個人邸の庭をモデルにしている。当事はバラの管理がしやすいように畑のような庭が主流だった。
秋のローズガーデン
澄んだ空気のもとで咲く秋のバラは、春と違いどこか凛とした表情を見せてくれます。特に黄色や橙色のバラが色濃く咲き、鮮やかです。手入れ良く管理すれば花の大きさも春と同じ程度の花が望めます。
春のローズガーデン
春は各種つるバラが咲くために、最も立体的で最も大量の花が咲くベストシーズンです。つるバラが咲き始める5月上旬から中旬は傷んだ花も無く、たくさん控えた蕾が満開の庭園を予感させるため、花を主体に撮影する方にお勧めです。例年5月下旬頃にHTやFL種はピークを迎え、6月になると遅咲きのランドスケープローズが咲きますので、景色を撮るにはこの時期の早朝入園をねらいましょう。
大温室
春や秋のバラのシーズンにはコンサートや著名なロザリアンを招いての講座が開催されます。特にイベントの無いときは様々なテーブルや椅子があるので、お好みに合わせて休憩にお役立てください。同時にこれらガーデンファニチャー(家具)はガーデンセンターでお取り寄せ販売しております。
整形式庭園シンメトリーの美
左右対称に整備されたローズガーデンはフォーマルな力強さを感じます。残念ながらローズガーデンが広大なため写真では表現しきれません。園内唯一の案内看板がここにありますのでご確認ください。バラの花壇は一段低い場所にあるので見晴らしがよく、バラを一望することができます。芝生を挟んで伸びるバラは長い期間華やかな景色をつくるフロリバンダ種です。その先にある大理石の建築物が「由美のガゼボ」です。
クリスマスローズの小径
2月に散策の森の中で最も池寄りの小径を歩いてゆくと、八重咲のクリスマスローズが10数mにわたってびっしりと咲き誇る見事な景観に出くわします。希少な八重咲が一面に咲く光景は豪華かつ圧巻で、一見の価値がありますよ。エリザベスストラングマン育成の改良系統を植えていますので、通常2月から咲くものと比べ、早咲きの系統は12月末から咲き始めます。また、花が横向を向いて咲く個体が多いために、八重咲であることがはっきりと分かり、その魅力を存分に味わえます。
秋の山野草類
8月に入ると徐々に秋の花が咲き始めます。一番目立つものは華やかなリコリス類です。
春の山野草類
ゴールデンウィーク頃になると林の中は一気に春めいてきます。次々と新芽が伸び、冬枯れた大地を覆ってゆきます。
メタセコイア
発見された当初は生きた化石として話題になった樹種ですが各地の植物園などで大木を見ることが出来ます。この木は旧京成バラ園から移植した大木のひとつで、2本あったうちの一本は残念ながら枯れてしまいました。現存の1本は美しい円錐形のシルエットをたたえ、存在感たっぷりにそそり立っています。秋の紅葉の時期が最も目立つシーズンです。
冬枯れの野草
春や夏を謳歌した草花たちが実を結び、また、その名残をとどめています。晩秋の野草には夏の思い出が感じられます。
早春の山野草類
待ち遠しい春の使者はフクジュソウでしょう。カタクリやシュンランなど春の山野草は枚挙に暇がありません。
春の自然風庭園
スイセンやチューリップ、マグノリアの共演、その後の新緑とつつじたちのコンビネーション……とてものどかな光景です。ゴールデンウィーク近くにはバラの野生種たちも咲き始めます。
水蓮橋
せせらぎが池に注ぎ込む口にかかる橋で、水面に一番近い場所です。橋に立つとフナなどが群れて近寄ってくることもあります。(なるべくえさは与えないでください。)
夏の池
自然風庭園の中にあり、春のキショウブ、初夏からスイレンやハスが華やかに彩ります。ギンヤンマやショウジョウトンボなど都会ではなかなか見ることの出来なくなったトンボもここでは健在です。
森の前広場
子供たちが走り回り、お昼時にはお弁当を広げる光景が見られます。新緑が萌えるころ、紅葉がすすんだ頃の昼時はとても気持ちがいいものです。エノキの広場と対になる‘いこいの広場’です。
せせらぎ
所々に設けられた段差から響くせせらぎの音色が心地よい。中ノ島近辺には飛び石があり、川を渡ることができます。早春は水草等が少なく、萌える草と川底まで差し込む日光がキラキラ光ってきれいです。このエリアの中で水辺を季節感たっぷりに彩るのは初夏に葉が白くなる半夏生でしょう。
せせらぎの道
散策の森とせせらぎに挟まれたこの区域はシマサルスベリが多く、夏になると白い泡のような花を咲かせ、数週間に渡って一帯を彩ります。特にせせらぎ沿いは株立ちとなっていて味わい深い樹形に独特のすべらかな樹皮が美しい景色を作っています。秋の紅葉のときも西日に透き通る黄色い葉とシルエットになる樹形が美しいコントラストとなって見る者を魅了します。
大榎(エノキの大木)
広い広場の中で気持ちいいほど自由に枝を広げたその姿に気が付く人も多いのではないでしょうか。春のバラが咲く頃は強い日差しから逃れるように木陰で涼むお年寄りや、お弁当を広げる家族など、おもいおもいに楽しむ姿を見ることが出来ます。一年を通じて憩いの空間を提供してくれる大エノキです。
エノキの広場
大きなエノキの周囲に広がる広場はお弁当を広げる絶好のポイント。お弁当の持ち込みができる京成バラ園ならではの楽しみのひとつです。広場は「散策の森」前にある「森の前広場」にもありますのでご利用ください。
秋・冬の自然風庭園
バラの実や原種ならではのバラの紅葉、赤や黄色に染め分けた木々の紅葉。散策の森や、せせらぎの道、池、それぞれに季節感を散りばめています。
湧き水
湧き水の正体はくみ上げた井戸水です。飲み水ではありませんが、手を洗ったりするには充分の水質です。ちなみに直接せせらぎとなっている泉は池の水の循環水です。
ローズヒップ
隠れた秋のバラの楽しみは春にだけ咲くバラたちが届けてくれる秋の陽に輝く赤い実、秋の風景です。四季咲き種の中にも実付きの良いものがありますが、アーチやポールに絡んだ春咲のバラにびっしりとついた実は10月から12月、品種によっては1月までの長い期間、季節感を豊かに表現してくれます。
バラの谷
オールドローズを中心に植栽したエリアです。いまでこそバラは四季咲きですが、このように改良も様々な原種の集積・交配がなされた結果といえます。オールドローズの代表的な系統を集めてあり、バラの歴史について学べるエリアです。様々な宿根草と植えてあり、織り成す花々は美しいものです。
恋人の聖地
プロポーズの言葉を贈る場所としてふさわしい場所、お勧めのデートスポットとしても優れている京成バラ園。2010年1月に認証されたプレートが由美のガゼボ横にあります。
バラの大トンネル
ポールスヒマラヤンムスクやリージャンロードクライマーなど大きく育つバラを絡めています。いっぽうで、低くて長いトンネルも交差していて、トンネルの先の風景がどのようになっているのか楽しみです。残念ながらトンネル内部に花は少ないので花は外から眺めてくださいね。
イベント広場
青空コンサートやハロウィーンの他様々な催し物が開かれます。
屋上庭園
屋上緑化の見本園です。土の深さは30cmもありません。ここはまたバラといっしょに宿根草や樹木があわせて植えてあり、一般の家庭でのガーデニングのアイデアがちりばめられています。
香りの回廊
大温室に沿ってつくられたトンネルには香りの強いつるバラが集められていて、トンネルの中はバラの香りでいっぱいです。五感全てで楽しんでほしい京成ローズガーデンです。
ビーナスとアーン
バラの丘の見晴らしの良い場所にバラのハーフドームがあり、イングリッシュローズのヘリテイジやアブラハムダービーなどが絡んでいます。ハーフドームはアーンともいい、その中からビーナスが整形式庭園を見守るようにたたずんでいます。
バラの丘からの眺め
裏話ですが、由美のガゼボはリニューアル計画時にはなかったため、計画段階での庭園の正面はこの位置から眺める風景でした。ここには噴水と温室が一望できる絶景ポイントとして展望台の名残があります。残念ながら現在ではエデンの泉を挟むようにアーチが設置されて当時の展望はありませんが、左右に雄大に広がるローズガーデンを望む絶好のポイントには変わりがありません。
エデンの泉
整形式庭園の中で、ささやかながら涼しげな水音をたてています。エデンの鐘と並び恋人の聖地の象徴でもあります。泉に願いを。
バラの丘全景
バラの丘のバラたちは、それぞれの品種が芝の中に独立して植栽されています。多くの品種はシュラブ(半ツル)性なので、一般の花壇用の品種との違いを実感してください。
夏のローズガーデン
バラは春しか咲かないと思い込んでいる方が多いのですが、春の花後に咲がらを切ると夏の7月末~8月上旬に二番花が盛りを迎えます。
丘の上のガゼボ
ローズガーデンの最高地点に立つガゼボです。温室側からバラの丘を望むと存在感のある建物です。風景写真を撮るときに画面を引き締めてくれるありがたい存在です。
ホワイトゲート
バラの丘の入り口にあり、「ここからがバラの聖地」と示しているかのようです。
楓のベンチからの眺め
楓の木の近くからローズガーデンを見ると足元のランドスケープローズにはじまり、ローズガーデンとその奥の由美のガゼボ、その先にはせせらぎ沿いの枝垂れ柳とその奥の林……。ローズガーデンの風景の中で最も奥行き感があり、自然の中にあるローズガーデンの雰囲気がたっぷりの風景です。
ディズニーランドローズ
アメリカ生まれのこの品種は、咲き始めから終わりまでオレンジ、橙、ピンクと様々に変化し、夢の国のパレードそのままです。アメリカのディズニーランドにも植えられています。ミッキーとミニーの人形もあるのでお子様の撮影ポイントとしてにぎわいます。人形の腕はお子様が体重をかけると折れますので触れないようにお願いします。
整形式庭園の見晴らしポイント
整形式庭園の奥に園内最高地点のあるバラの丘があり、最も高低差のある眺望が望める場所です。
カフェ「パティオ」
ローズガーデンを眺めながらティータイムを楽しめるテラスがあります。特別メニューもあります。春と秋のバラが見頃のシーズンの週末限定早朝入園での朝食セットや、夏の二番花(7月中~8月上旬がおすすめ)を見ながら夕涼みもかねてのビアガーデン。花のシーズンごとに楽しめるテラスです。