第12回目「イチゴを植えるのに最適な時期ですよ!!」
私が初めてイチゴを栽培したのは、高校2年生の秋のことでした。
当時、イチゴ農家の方からイチゴを育てる苦労話や、実を初めて収穫した喜びの事などの色々な話を伺い、自分で育ててみたくなったのがきっかけです。その時農家の方から「初めて作るんだったら、女峰(にょほう)がお勧めだよ」と言われ、そのイチゴの苗を3株分けてもらいました。
早速、苗を65cmプランターに3株植え、ベランダの日があたる場所に置きました。すると、春にはイチゴの株がプランターが見えなくなるくらい大きくなり、3株しか植えていないイチゴから100個以上のイチゴが次から次へと取れました。初めはまったく関心のなかった家族も大喜びで、毎朝朝食に取れたてのイチゴが並び美味しく食べたことを思い出します。
今回は、これから植えるのに最適なイチゴにどんな種類があるのか紹介したいと思います。
1 女峰(にょほう)
とても作りやすい超人気品種。形・甘み・酸味・香りのバランスが素晴らしく初めての方には大変お勧めです。
2 宝交早生(ほうこうわせ)
実は小さいがとても素晴らしい香りです。朝一番のイチゴを少量の砂糖で軽く煮詰め、焼きたてのトーストの上に乗せると最高に幸せな気分になれますよ。
3 章姫(あきひめ)
イチゴのすっぱいのがダメという人に朗報です。このイチゴは酸味がほとんどない非常に甘い大実イチゴです。形も細長くとてもユニークな品種です。
4 豊の香(とよのか)
イチゴではとても有名なブランド品種です。形・甘み・香りと、どれを選んでも最上級の品種です。酸味が少ないため子供から大人まで大人気の品種です。
5 アイベリー
ジャンボイチゴのブランド品種。素晴らしい形と色でとても大絶賛。以前は高級デパートで贈答用として1粒500円の高値がついた事もあった品種です。
6 ホワイトベリー
イチゴは赤と言う常識を覆した、とても珍しい品種です。見た目と違い食べてみると非常に美味しい。新しい味の発見が楽しめる素晴らしいイチゴです。
今紹介したイチゴのほかにも、さまざまな種類を販売する予定ですので、ぜひ楽しみにしてください。
この他にもイチゴを栽培するのに最適な段積みプランターや専用の土や肥料なども販売していますので合わせてご利用ください。
最後に、冒頭で紹介したイチゴの話には凄い後日談がありますのでもう少しお付き合いください。
大学に入学するため実家を離れ、一人暮らしをする事になりました。その時大量にあった植物たちは実家に置き去りにしてきたわけですが、当然、誰も管理をしなくなった植物たちは次々と枯れていき、姿を消していきました。そんな中、プランターごと、お庭の片隅に置き去りにされていたイチゴはランナーを伸ばし地面に根を下ろし、3株から始まったイチゴが約3年間で100株以上に増えていました。誰も管理をしていないイチゴが雑草の中でたくましく生きている姿を見て、あらためてイチゴの生命力の強さに驚かされました。
ぜひ皆さんも、丈夫で育てやすいイチゴをお庭やベランダで育て、収穫の喜びを味わってみませんか。
※品切れの際はご了承ください