チーフガーデナー佐々木の日々是薔薇

ベーサルシュート

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★バラのお手入れ「ちょっとワンポイント」

皆さんこんにちは。チーフガーデナーの佐々木です。
今回は、木バラの「ベーサルシュート」についてお話します。

ベーサルシュートとは、バラの株元から勢いよく出てくる新芽の事をいいます。
「ベーサルシュート」とはいえない新芽との見分け方は、その新芽の根元と先の太さのバランスです。
根元の太さに対して先が急に細くなっている新芽がベーサルシュートです。
大げさにいえば、お菓子の「とんがりコーン」みたいな形をイメージでしょうか。
ちょっと大げさ過ぎるか・・・

このベーサルシュートは、次の年以降に株を作っていく大切な枝になります。
ですから大事に大事に・・・先っぽを折っちゃいます。
折って大丈夫かと思われるかもしれませんが、この作業がとても大切です。
大事だからといって放っておくと、ナヨナヨな枝になってしまうのです。
すでにバラを育てていらっしゃる方は、新しく勢いの良い枝にスプレー状にいくつも花が付いたのを見たことがあると思います。
その時は花がいっぱいなのでうれしいのですが、花後はどこで切っていいか分からなかったり、切ってもいい新芽が出なかったりではないでしょうか。
この現象を先っぽを折ることで解消します。

ベーサルシュートが15cm~20cm伸びた頃に、先の3cmくらいをポキッと折ります。
4月の新苗の時に蕾を取る作業をお話ししましたが、それと同じような作業です。
このベーサルシュートに関しては蕾になっていなくても折ってしまって大丈夫です。
これをすると、枝がスプレー状にならずきれいな形の一本枝になります。
そうなる事で株を作る大切な枝に育ってくれます。
花数を惜しまず、見つけたら先っぽを折りましょう。

ただし、つるバラのベーサルシュートは折らないでください。
これは長く伸ばして折れないようにしましょう。

ベーサルシュートです
ベーサルシュートです