チーフガーデナー佐々木の日々是薔薇

新苗を地植えで育てる

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★バラのお手入れ「ちょっとワンポイント」

みなさんこんにちは。チーフガーデナーの佐々木です。
さて、いよいよ2020年のバラ新苗のシーズンがやってきました。

今回は「新苗を地植えで育てる」です。
いくつかポイントをお伝えします。

〇直接お庭に植える場合

植える周り半径50~60cmに大きな植物や樹木、生育旺盛な植物のない場所に植えます。
大きな植物に邪魔をされてバラが育ちにくくなるのを防ぐためです。
場所が広く取れない場合は、まず6号鉢で育てて大きくしてから9月頃地植えにします。(次の行で)

一度鉢植えにして大きくしてから地植えにする場合

6号鉢に新苗の根鉢を崩さずに植えます。
この際に使う用土ですが、地植えする場所の土が最も適しています。
9月に地植にする時に同じ土のほうがストレスなく育つからです。
お庭の土があまり良くなければ、市販のバラ専用の土で鉢植えにして、地植えの際も植穴に同じバラ専用の土を使うのもよいでしょう。
9月に植え替える時も根鉢は崩さずに植えます。

〇支柱を使ってしっかり固定する

風雨を受けて株がグラグラしたり倒れたりしないように、支柱を地面に斜めに差します。
長さ50cm程の支柱を地面下に30cmくらい入れるようにします。
バラの台木の部分で結び付けられる位置で斜めに差します。(直接地面に植える場合も鉢植えから秋に地植えする場合も同じです)

〇四季咲きのバラは花を咲かせず蕾を取り続ける

新苗は人間でいえば赤ちゃんのような苗木です。
体力がないため、お花を咲かすとその後の生長に大きく影響します。
「花を咲かせる」=「体力を消費する」と理解して蕾を取り続けましょう。

蕾を取ると、取ったところから新芽が出て葉っぱが増えます。
葉っぱが増えることは「体力を蓄える」ことになります。
四季咲きの品種は次々と蕾をつけてきますので、蕾を取って葉っぱを増やしましょう。
関東基準であれば9月上旬まで取り続けます。

最低気温が20℃前後(±2℃)になった頃を目安に、蕾を取らずに咲かせましょう。
関東より夏が長いところも、夏が短く秋が早い寒冷地も、目安は「最低気温が20℃前後」です。
秋に咲かせることは枝を固く締まらせて、冬越えの準備になります。

〇ツルバラの場合

ツルバラは四季咲きの場合のみ蕾を取ってください。一季咲きの場合は咲かせて大丈夫です。
一季咲きは花後自ら葉っぱを増やしていきます。
京成バラ園のカタログに記載してある「返り咲き」に関しては蕾を取りましょう。
秋には立派な株に育っていることでしょう。

新苗についた蕾。この大きさ位のときに蕾を取ります。
新苗についた蕾。この大きさ位のときに蕾を取ります。

蕾を取った後。
蕾を取った後。

 

バラ 【新苗】

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