副園長 佐々木の日々是薔薇

「元肥」「寒肥」「追肥」

副園長 佐々木の日々是薔薇

★バラのお手入れ「ちょっとワンポイント」

みなさんこんにちは。チーフガーデナーの佐々木です。
今回は肥料についてお伝えします。

バラの施肥には、大きく分けて3つのパターンがあります。
「元肥」「寒肥」「追肥」です。

「寒肥」は、地植えのバラのみ行う作業で、1月~2月に終わらせなければならないので今の時期は行えません。
バラの株元に40cm程の穴を掘って肥料を施す作業ですから、同時に根を切る事になります。
1月~2月はバラの休眠期にあたるので、根切りのメリットがありますが(新しい発根を促します)、3月にしてしまうと逆に株を痛めてしまいます。
また、積雪地域の方などは、雪解けと芽吹きが同時に来るので、やはり寒肥のタイミングが難しいと思います。
そのような方は、穴を掘らずに土の表面に堆肥(牛ふん・馬ふん・腐葉土などの完熟したもの)を撒いたり、表面の土と混ぜ合わせたりしてください。

「元肥」は、バラを植える際に施す肥料です。
地植えであれば、堆肥を植穴の1/4程の量と、市販の元肥専用肥料を適量施します。
あるいは、植栽地全部をバラ専用の土にしてもよいでしょう。
鉢植えに関しては、バラ専用の土と専用肥料を適量で十分です。

「追肥」は、芽吹き前、芽吹き後、開花後、成長期に施します。
地植えも鉢植えもバラ専用の肥料が簡単で、バラに適しているのでよいでしょう。
施すタイミングと量ですが、お使いの肥料によって違います。
特に芽吹きの前後は、肥料によってバラを痛めてしまうことがあるので、説明書をよく読んで正しく施しましょう。

「ちょっとワンポイント」
芽吹きが悪かったり、元気がないと思われるバラには肥料はあげないようにしましょう。
肥料はバラが元気だからこそ吸収・消化できるものです。
元気のないバラは、専用の活力剤などで状態を良くしてから肥料を再開しましょう。

 

京成バラ園チーフガーデナー 佐々木猛