チーフガーデナー佐々木の日々是薔薇

バラの剪定 Vol.2

チーフガーデナー佐々木の日々是薔薇

★バラのお手入れ「ちょっとワンポイント」

みなさんこんにちは。チーフガーデナーの佐々木です。
前回の続きでバラの剪定をお伝えします。

2のタイプ・十分に育ったバラの剪定

冬の剪定で切る枝はもうすでに決まっています。
結論から言えば「1番花枝」といわれる枝です。
バラは基本的に、前年に出た枝から新芽を出して花を咲かせます。
春に出た枝を1番花枝、その1番花枝から出た枝を2番花枝、2番枝から出た枝を3番花枝・・・というように呼びます。

この1番花枝を短く切ることを「強剪定」といいます。
最初はどの枝が1番花枝だか見分けがつかないと思いますが、これだけはしっかり見極められるように覚えましょう。
1番花枝の切り方ですが、大輪系で5cm程度、中輪系で3~5cm程度を残すように切ります。
同時に株全体の姿形を考えて、咲いた時の様子を想像しながら切りましょう。
鉢植えのバラのように360度観賞できる場合は、株の真ん中を高めに外側を低めに切ります。
壁際などの正面が決まっているものは前面を低めに後方を高めに切ります。
短く切る枝を「3~5cm」になるように切りましょう。

今までいろいろな先生や先輩にバラの剪定を教わりましたが、切り方は十人十色です。
そういう自分もやはり他の人とは切り方が違うようです。
教わって実践していく中で自分の切り方が見つかるのかもしれません。

少し話がそれましたが、とにかく「1番花枝」を見極めることが出来れば、少し高めの剪定や低めの剪定、品種の特性による剪定の違いも分かるようになります。
最初は春に1番花枝に印を付けたり(目立つリボンを結ぶなど)しながら覚えるようにしましょう。

次回は「何年も剪定していない大きくなりすぎたバラの剪定」です。

 

京成バラ園チーフガーデナー 佐々木猛