春乃の繊細な色や質感が丁寧に描き出されています。緑を含んだ蕾の感じもさることながら、つやのある硬い葉と柔らかな花の質感の差が見事に描き分けられています。
繊細なタッチが見事。重ね塗りで色を生み出す奥行き感、色鉛筆独特の質感を残しつつ立体感や陰影が良く表現されています。
子どもらしく明るいバラの楽しげな雰囲気が伝わってきます。