« 2008年05月 | メイン | 2008年07月 »
先週末の雨と晴れの正反対なお天気を経て、庭園のバラたちもびっくりしています。
早咲きの品種は雨に打たれ傷んできていますが、庭園スタッフが咲きガラを切り、7月上旬の2番花に向けた準備を進めています。
そんな中でも遅咲き品種が可憐に花を付け、見頃を迎えています。
![]()
フランソワジュランビルの大アーチ ロージーカーペット(右)とロッティリア(左)
5分咲きほど咲きました。
手前はラセビリアーナ
今週はグリーンのバラをご紹介します。
バラの花弁は高温や雨などに弱いのが欠点なのですが、中には花持ちのよい品種もあります。それがこのグリーン系の品種たちです。
庭園にある、これぞ「緑のバラ」といえば、原種のロサ・ヴィリデフローラです。花びらというよりも葉の集まりの花なのですが、他のチャイナローズと同時に開花を始め、まだまだ花は元気な状態です。
他にも、ほんのりと緑がかった品種は花持ちが良好です。
![]()
ロサ・ヴィリディフローラ アンティークレース
![]()
アクロポリスロマンチカ
今週のリトルプリンセス
ピンク色のドレスがお似合いな「いぐち るいちゃん」です。
お父様、お母様とバラ園に遊びに来てくださいました。ドレスのすそをつまんでのご挨拶がとてもキュートでした。るいちゃんの好きなピンクのお花の前で記念撮影です。
![]()
るいちゃんとピンクノックアウト
※撮影をさせて頂いた方には許可をいただいております。
また、お名前の掲載についても許可をいただいております。
※撮影日は2008年6月1日、2日です。
とうとう関東地方も梅雨に入り、バラたちにとっても大変な時期に入りました。

ローズガーデン全景
●バラ
庭園では、世界に先駆けて登場した新シリーズ!バビロンローズシリーズが咲き始めました。
バビロンローズは花弁の中心が赤く染まる原種バラ、ロサ・ペルシカの血を引いています。
ロサ・ペルシカは、中近東からウイグルにかけて自生するバラで、日本での栽培は困難なバラですが、品種改良を重ね、日本の気候に適応したバビロンローズが誕生しました。ぜひ庭園にてご覧ください。
見頃を迎えたスタンダードをご紹介します。
そのほかにも咲き始めの品種をご紹介します。
![]()
クンバヤ(FL) ジャスミーナ
細かい花をいっぱいに咲かせています。 遅咲きのつるバラです。
●花壇
リシマキア、ガザニア、トレニア、ヤグルマソウ、ナデシコ、ブラキカム、バビアナ、ハニーサックル、ラベンダー、イベリス、バーバスカム、カンパニュラ、スターチス、バーベナ、ナスタチウムなど。
●せせらぎ・池周辺
カルミア、慶良間ツツジ、ヤマボウシ、カシワバアジサイ、スイレン、スイセンノウ、ギボウシなど。
●温室
ブラキカム、アサガオ、インパチェンス、メディニラ、シコンボタン、ミッキーマウスの木、ベコニア、ブーゲンビレア、リシマキア、ペンタス、コリウス、ネコノヒゲなど。
●散策の森
アグロステンマ、ヤブレガサ、ツユクサ、ユキノシタなど。
※撮影は2008年6月5日です。
※赤字は見ごろのものです
梅雨に入り毎日ぐずついたお天気が続いています。
バラ園のバラは、遅咲きの品種が咲き、花ガラを切った早咲き品種は、2番花を待っている状態です。
そんな中でも修景バラは今が見頃を迎えています。
HT、FLの周りを囲むように定植されている修景バラは圧巻です。
それに何よりバラの香りが広がっています。木バラはどちらかというと花弁が香る品種が多い気がしますが、修景バラは花粉が香っているようです。野バラの香りに近いでしょうか?
一重や半八重の品種には、朝早くから蜂達が花粉を集めに来ています。この香りのなかにいると、蜂達が一生懸命花粉を集める気持ちも分かります。
![]()
ピンクスワニー アルバメイディランド
クォーターロゼット咲きでよく返り咲くことから マスカットのような大きな房咲きがゴージャス。
「レカトルセゾン」(四季)の別名も。
![]()
スノーコーン クニルプス
こちらは立ち上がるように花を付けます。 懸崖仕立てにしてあります。
![]()
ホワイトマックスグラフ これで6株ほど定植してあります。
![]()
キューランブラー
こちらは修景品種ではありませんが、蜂達に絶大な人気があります。
イギリスのキュー植物園で作出されたと言われています。
今週のめずらしいもの
池周辺の原種コーナーにあるバラたちです。
ロサ・ロクスブルギーは、中国西部から中部にかけて栽培され、花が時おり一部かけたように咲くので十六夜の月に見立てて、「イザヨイバラ」の別名があります。ロゼット咲きの花弁は100枚を超えると言われています。このイザヨイバラが発見された後に、一重のロサ・ロクスブルギーノーマリス(右下)が発見されました。
![]()
ロサ・ロクスブルギー(イザヨイバラ) ロサ・ロクスブルギーノーマリス
もう一つはロサ・アネモネフローラ。こちらは中国東部の原産で、外弁は平咲き、内弁はポンポン咲きと言うユニークな花形です。大きさはモッコウバラより一回り大きいぐらいで真っ白な花を付けています。
![]()
ロサ・アネモネフローラ 別名ブランプュール
今週の仲良し兄妹
おそろいのポロシャツがお似合いな、「よしはま つばさくん、あおいちゃん」です。もちろん赤いリュックサックもかっこよかったよ、つばさくん。
![]()
つばさくんとあおいちゃん イングリットウエイブルの前で。
※撮影は2008年6月8日です。
※撮影をさせて頂いた方には許可をいただいております。
また、お名前の掲載についても許可をいただいております。

ローズガーデン全景
●バラ
●散策の森
ユキノシタ、アグロステンマ、ツユクサなど。
![]()
ユキノシタ
ライトが当たっているように見えるのは、木漏れ日です。
6月に入り、段々と陽射しが強い日も多くなってきました。
そんな時は、散策の森で一休みしてみませんか。
●花壇
バーベナ、ナデシコ、ナスタチウム、ブルーサルビア、スターチス、ラベンダー、トレニア、ハニーサックル、ブラキカムなど。
●せせらぎ・池周辺
ヒペリカム、カキツバタ、オオキンケイボク、スイレン、インパチェンスなど。
●温室
ベゴニア、メディニラ、プルメリア、ベッセラ、ブーゲンビレア、ネペンチス、ミッキーマウスの木など。
※赤字は見ごろのものです。
※撮影は2008年6月9日、10日です。
ローズフェスティバルも終わり、働く者としては一段落という気持ちですが、バラたちはすでに今年2回目の花を付け始めています。やっぱり休んでいる暇はありません!!
こちらは2008年秋発売予定の新品種です。なんとも言えない色合いがステキです。
もちろん修景バラも引き続き見頃です。
![]()
ネオン スノーシャワー(左)とハッピートレイルズ(右)
今週のオモシロいもの
丁字咲きテリハノイバラです。
前回、ロサ・アネモネフローラという品種をお伝えしましたが、こちらは和製アネモネフローラといったところでしょうか?日本原産のテリハノイバラで外弁は平らですが、中心は細い花弁が密についています。キクを思わせる趣があり、せせらぎに咲く姿は小さいながらも凛としています。
![]()
丁字咲きテリハノイバラ
今週の検証
こちらも前回お伝えした、ロサ・ロクスブルギー(イザヨイバラ)ですが、本当に「花弁数が100枚を超える」のか調べてみました。
結果は、本当でした。
何と多いものでは150枚もあったのです!直径5センチほどの小さな花にいっぱい詰まっていました。しかもどの花を見てもまん丸ではなく欠けています。「月が欠けたような」とは少し違う気がしますが、ステキな名づけだと思います。
※撮影は2008年6月17日です。
ローズガーデンは、2番花(※)が咲いています。
ひき続き、修景バラは見頃です。
※2番花とは、春一番に咲くバラに対して、次に咲くバラの総称です。

ローズガーデン全景
●散策の森
ガクアジサイ、アジサイ、ツリフメソウ、ギボウシ、ヘメロカリスなど。
●花壇
ナデシコ、スターチス、サルビア、ナスタチウム、トレニア、スイセンソウ、ダリア、アカンサス、メドーセージ、マリーゴールド、ハニーサックルなど。
●せせらぎ・池周辺
スイセン、カシワバアジサイ、ヒペリカム、ガウラ、ギボウシ、インパチェンス、ポンテデリア、
●温室
ベコニア、インパチェンス、メディニラ、ゼラニウム、ブラキカム、プルメリア、ペンタス、アメリカンブルーファンなど。
※赤字は見ごろのものです。
※撮影は2008年6月19日です。

ローズガーデン全景
●バラ
カンデラブラ、ザ・マッカートニーローズ、パーマネントウェーブ、緋扇(ひおおぎ)、伊豆の踊子など。
●せせらぎ・池周辺
ハンゲショウ、アジサイ、スイレン、ガウラ、ヒペリカム、カシワバアジサイ、インパチェンス、ポンテデリア、ナツツバキなど。
●花壇
ブルーサルビア、ナデシコ、スターチス、ヘメロカリス、スイセンノウ、ダリア、メドーセージ、ノコギリソウ、トレニア、アカンサス、ロシアンセージなど。
●散策の森
ガクアジサイ、アジサイ、ヘメロカリスなど。
●温室
トレニア、ポーチュラカ、トケイソウ、ペンタス、オキザリス、ベッセラ、クロサンドラ、ブーゲンビレア、イランイランの木など。
※赤字は見ごろのものです。
※撮影は2008年6月23日、25日です。
夏至も過ぎ、一年でも昼の時間が長い時期ですが、梅雨真っ只中・・・。
雨の中のバラもいいですが、中休みの晴れ間に見るバラも清々しいものです。
HTは1番花の剪定後、たくさん2番花の蕾を付けています。
もちろん、すでに開花中のものも、あちらこちらに。
今週のフルーツ
温室では、いろいろなトロピカルフルーツが実っています。
マンゴー、バナナ、パッションフルーツ、中でもジャボチカバは黒々とした実を付けて、今が旬といったところでしょうか。ジャボチカバは南ブラジル原産フトモモ科の熱帯果樹で、巨峰大の果実を付けます。
アナナス科のパイナップルは、やっと20センチ程になり、他のアナナス類の中にいても、やっと存在感が出てきました。
スターフルーツは、カタバミ科の小高木になる果物です。温度さえあれば実は付くそうで、温室でも今年2回目の結実です。切り口が星型になる為、スターフルーツの名があります。食べごろになるまでには、まだ時間がかかりそうです。
今週のバラ園のお友達
園内ではないのですが、ローズショップの裏に賑やかかなヒナたちが居ます。
毎年この時期になると来るツバメのヒナたちがだいぶ大きくなりました。巣立つのももうすぐでしょうか。うれしくもあり、さみしくもあり・・・。
はしごに登って巣をのぞかせてもらったのですが、みんなびっくりしている様子でした。脅かしてしまってごめんね。
※撮影は2008年6月23日です。